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• 火曜日, 11月 04th, 2008

3月9日、今日は「ヘルスアップ事業」の最終日、“元気いきいきみさきセミナー”の閉講式である。和歌山市駅から南海電車で3駅、みさき公園駅まで約10分。大阪難波までは50分もあれば着く。

なだらかな牛の背のように低い山脈が続いている。岬町は、農村部がその山脈のあちこちに点在し、海辺には中心街と、漁師町が伸びている。

海洋には淡路島があり、関西空港がある。昔はフェリーが淡路へ、四国へと、海の道を走っていたと言う。

タクシーで“岬町”をひと廻りしてもらった。なだらかな山の斜面から海にかけて、民家が点在する。みさき公園から役場までは、5分もあれば着いてしまう距離だ。電車の支線も、深日町駅、深日港駅、多奈川駅と伸びている。

町役場で挨拶をすまして、観光用のカタログや資料をもらった。すぐ、目の前が深日港だ。漁船の停泊する港を眺める。潮の匂いが漂い、いかにも漁港の風景である。

大阪湾に添って海岸の道を走り、みさき公園のイルカショーが行われる場所まで足をのばした。

もちろん、朝早くてイルカの姿はない。

海の見える遊園地には、観光灯台がある。たくさんの動物たちがいる「動物ふれあい広場」は、土日、祝日には家族連れの“いこいの地”だろう。

車をUターンさせてもらって、今度は「岬町健康ふれあいセンター」へと向かった。

見晴らしのいい丘の頂きに、その施設はあった。プールやアスレチック、フィットネスの設備とともに“ゆう湯う”というお風呂まであるのだ。高齢者や子供たちの集いの場となっているのだろう。談話ができて、プールやお風呂で水に親しめ、心のやすらぎのもてる“ピアッツァ5”である。心身ともにリラックスのできる、自然のなかの施設となっている。

山の手には和泉式部ゆかりの地があったり、ほたるの飛び交う里があったり、逢帰ダムまであるのだが、今日は残念ながら立ち寄る時間がない。

駆け足で岬町を廻ってみたが、夏の海水浴の季節や新緑や桜の美しいときには、もっと別の貌をみせてくれるのだろうと、頭の中で想像してみた。

さて、保健センターでの“元気いきいきみさきセミナー”の閉講式がはじまる時間だ。会場は、関西電力多奈川第二発電所の隣にある。(つづく)

Category: 紀行文, 大阪府
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One Response

  1. 1
     

    がんばってください。

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