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• 金曜日, 9月 26th, 2025
3901. 風が吹いてくる。存在のゼロポイントから。風はただの草をに変えてしまう。

3902. 風が吹いてくる。意識のゼロポイントから、風はただの言葉をに変えてしまう。

3903. 風が吹いてくる。(無)から吹く風は(時空)のゼロポイントからやってくる。そして、虚数を実数に変えてしまった。

3904. 宇宙には二つの風が吹いた。宇宙を創造したビッグ・バン(大爆発)の風と光や電子が存在するための(場)(時空)を創ったインフレーションの風だ!!宇宙で光よりも速い唯一の現象である。

3905. 存在のたったひとつの卵は電子だったのか?量子物理学者・ボーアの発想は実はユニークな幻想だ。(宇宙は、たったひとつの電子が走った軌跡だ!!と)

3906. 若い時、お金がなくて辛い思いをした。どうにか、切りぬけたと思ったら、老人になって、ふたたびお金に痛めつけられる!!(お金とは何だい?)

3907. 親友の結婚式、お祝い袋に入れるお金がなくて、妻が友人からもらった「香水」を持参した。受付けで、赤面しながら名前を書いて、「香水」のビンを手渡した。お祝いに、ギターを弾いて流行歌(花嫁)を歌って帰ってきた。(我ながら、ようやるよ)

3908. 余りにもお金が足りないとお金はニンゲンを歪めてしまう。質のいいニンゲンまで曲がってしまう。(嘘を言う口、盗む手)

3909. ご飯が食べられない子供たち。食事ができない老人たち。貧乏には底がない。暗い穴。いったいどうしろというのか?(救う手はどうしても必要だ)

3910. 昨日までの実在の空消えて虚空に華ひとつ!!

3911. 掌に砂粒がいっぱい。指の隙間から砂粒滑り落ちて(私)になる。何が不思議か?

3912. 夢か現か、もう境目も見えなくなって、正体がなくなる日。(位相が消えて)

3913. 悲しさも楽しみも入り混じって“思い出”として輝いている老人のココロ。(次元はひとつだ)

3914. 在る限り、光っているのが生命であるか。(私も星)

3915. 消えて、なくなり、ホッとするヒトもあるが。(無)はあるのか?

3916. ニンゲンが電子文字の大洪水に溺れている!!そして(私)をなくしている。

3917. (考える)暇もなく、ただ、電子の文字と絵に、反射的に反応しているだけ。(興奮)(もったいない、時間の浪費だ)

3918. 対応策はあるのか?パソコン(インターンネット)を離れて、スマートフォンを手離して、風景の中をただ歩く。宇宙に感応すること。(すると(私)は、考えはじめる)素足と素手と裸眼で掴む、宇宙の断片を。

3919. 一日に一回、たった30分。瞑想をする。自分の一番深いココロの底へ。思考を超えて。

3920. 一切が完了する。終ってしまう宇宙も。光って、消える存在たち。???何も片がつかないまま、解決がつかないまま、(無)へ。

3921. また、ふたたびの、宇宙の再誕などあるのだろうか?いたるところに、発生する無数の宇宙たち。

3922. 科学でさえ、検証できぬものたち。いったい、何が、誰が、どんな巨眼が存在証明するというのか?(宇宙眼?)

3923. 中原中也も宮沢賢治もゴッホも(絶望)のうちに、ドブネズミのように死んでいった!!詩集も童話も絵画もちっとも売れずに。無名のまま。評価もされずに。ところが、10年が経ち100年が経っても、その(作品)は、力強く生き延びて、輝やきを放っている。(作品)は無数の人々に、感動を与えて、呼吸して、進化している。コトバと色がヒトのココロの一番深い(普遍)に達しているから。コトバの宇宙・色の宇宙!!の顕現。

3923. どんなに困難なときにも、はじめに起ちあがるのは、やはり「言葉」であろう。絶望するのも「言葉」なら復活するのも「言葉」である。「言葉」はすべて「コトバ」から来る。

3924. 他人に呼びかける「どうだい?元気かい?」という言葉。もう一度、生き直してみるか?という気になる。もうひとつは、自分自身に呼びかける言葉「壁にぶつかれば、廻れ右、歩ける道は無数にある」と。「私は量子だと信じて」。

3925. (私)という原子たちが騒いでいる。鎮める術など何もない。

3926. ニンゲンの語る言葉のほとんどが、他人の、先人たちの語った言葉の反復である。しかし、不思議なことに、その人のオリジナルの言葉(思想)になる。不思議だ。(言葉自体は、誰のものでもないのに)

3927. 私たちは、普段、私の言葉を語っていると思っているが、実は大半が、他人が語った言葉である。(それでも、魂が入るとコトバはその人のオリジナルなものになる)

3928. 会話、対話、わかっていることを語りあっているのに、その“わかる”がわからないまま、「私」と「あなた」は、話を終える!!

3929. 言葉のリアリティなどどこからくるか?言葉の強度は、何が保証するか?驚きの深さ?体験の深さ?構造の力?言葉そのものの力?

3930. 直観力?感受性?意識?習練?(言葉)を鍛える力?

3931. 見る力、見抜く力、言葉の向う側を見る力、想像力の眼で見る力(無我)になって。透視する力。

3932. ココロの疼かぬ日はない。(世界のいたるところに叫び声)

3933. 平穏に生きる土台は、もうどこにもない。(紛争ばかりだ)

3934. 原子も、ひとつのコトバである!!「原子的言葉」は創出できるのか?見えたり、見えなかったりする変化自在な言葉を!!

3935. なぜ、原子たちは、(生命)を生むに至ったのか?まだ、ニンゲンにはわからない。

3936. 原子たちが意識を生んでしまった不思議。(私は唯物論者ではない)

3937. 光だ。宇宙線だ。X線という不思議。電子というエネルギー。(私は自痴だ、まだ何も知らない)

3938. ひとつの行為に至るまでたくさんの(思い)が殺されている。

3939. ひとつの(言葉)が選ばれるまでたくさんの(言葉)が捨てられている。

3940. 殺したり、捨てられたり、無視されたりしたもの、現れなかったものたちは、いったい、どうなってしまったのか?未出現の(宇宙)でも作っているのか?

3941. 最後の、最高の進化の形姿とはいったいどのようなものだろうか?(ニンゲン)が至るものとは?何か?)

3942. イデアのないところに進化はない。

3943. 一切の書かれたコトバは、一種のコードである。それ以前には、たったひとつの原初のコトバがある。

3944. 本当に、ニンゲンは、21世紀を生きているのだろうか?(意識して、認識して)まるで、18世紀の思考で生きている権力者がいる。誰だ?プーチン、ネタニヤフ、トランプだ。

3945. 他国に侵入、侵攻して、ヒト(敵)を殺し、土地(国土)を奪う愚劣さ。非人間。ナチがいると、勝手な物語を作って、戦争を、作戦と呼び、(事実)を歪めてしまうプーチン大統領!!私は、正義の味方という顔をして、本当は自分がヒットラーであるのに。プーチンの頭脳を手術してやりたい!!(モノが正しく見えるように、モノを正しく考えられるように)

3946. 人類の誰もが、ホロコーストで600万人が殺されたユダヤや民族の悲劇を知っている。深く深く同情している。あはれんでいる。ヒロシマやナガサキの悲劇と同じように。しかし、しかしだ、そのユダヤ人が、アラブの民を、女を、子供を、何万人もネズミのように殺してもいいと、誰も思わないのだ!!ネタニヤフよ!!狂っているのはあなたの頭だ、頭の中にある誤った物語だ!!もうヒト殺しの手を止めてくれ!!

3947. ニンゲンが本当におそろしいのは、どんな極悪人でも、ヒットラーもプーチンも、ネタニヤフも、正義の仮面をつけて、正義らしい論理を振りかざして、国民を説得して、人殺しの道へと導き、走ってしまうことだ。

3948. あると思えば在る。ないと思えば無い。在ったり、無かったりまるで幽霊じゃないか量子よ!!実は、(私)も量子だ(だから、気が狂わないように気をつけて)

3949. ニンゲンは、思考を超えるものに遭遇すると、放心する、畏怖する、阿呆になる、気が狂う、(無知)の知を思う。そして、カミを見る!!

3950. 宇宙誕生は(無)から?宇宙には、ニつの大風が吹いた。小さな小さな超高温の火の玉がビッグ・バン(大爆発)の風となった。そして、宇宙の初期には、量子ゆらぎがあって、インフレーションの風が吹いた。光よりも速い、宇宙の大膨張となったインフレーションの風。(場)が(空間)がなければ光も電子も存在できず、飛ぶこともできない。時間もない。ビッグ・バンの風の直前に吹いたインフレーションの風。私は、現代科学では証明不可能だが、思考実験による佐藤勝彦博士のこの理論を深く信じる!!

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• 月曜日, 8月 18th, 2025

遊びも 趣味も 道楽も 仕事も すべて
コズミック・ダンスの変種です

もちろん
生 老 病 死も
学生期も 家住期も 林住期も 遊行期も
コズミック・ダンスの変種です

歩くことも 働くことも 考えることも
何もしないで ただいることも
すべて コズミック・ダンスの変種です

恋も 革命も 日常も 戦争も
生きることも 死ぬことも
コズミック・ダンスの変種です

大洪水も 大津波も 大地震も
台風も 山火事も 磁気嵐も
コズミック・ダンスの変種です

石も 砂も 土も 木も 草も 花も 水も
青空も 海も 虹も 蛇も 魚も 鳥も
すべてが コズミック・ダンスを踊っています

DNAも 光も AIも 原子も 量子も
ニュートリノも クォークも チャームも
ストレンジネスも スピンも
コズミック・ダンスを踊っています

そうです もちろん ニンゲンの(私)も
目覚めた朝から 眠る夜まで
いや 眠っている間も 夢の中でも
コズミック・ダンスを踊っています

当然 すべての惑星も 遊星も 流れ星も
恒星(太陽)も 銀河も わが宇宙も 一切が
コズミック・ダンスを踊っています

コズミック・ダンス(宇宙の踊り)とは
無限のコトバの変化流動体です

今日も(私)は 私流の幻種の コズミック・ダンスを
踊って 踊って 踊り続けております 無限へ

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• 木曜日, 7月 10th, 2025

重松清の「小説」を読んで、考えたこと。
第38回 四街道稲門会「読書会」(東西古今の名作を読む会)=講師・・・重田
テキスト「ビタミンF」(直木賞受賞作品)
その他「ナイフ」(坪田譲治賞)(初期の短篇集、小・中学生のいじめ)「流星ワゴン」(ファンタジー小説-現世と来世)「停年ゴジラ」(第二の人生の生き方)「とんび」(初の新聞小説-ベストセラー、映画化)(五木寛之の「青春の門」にあたる作品。とんびが鷹を生んだ物語。

作家にとって「文体」は人間の顔である。一人一人の顔がちがうように、作家(詩人)の「文体」は、みんな異なる。言葉自体は誰のものでもないのに、文章になると、言葉は、その作家のものになる。一言半句が、フレーズが、作家の思想と、世界を表現する「文体」に変わってしまう。「文体」が世界を創出する。作家に固有の世界・思想は「文体」によって決定する。
秀れた作品は、冒頭の数十行を読めば、誰のものか、わかってしまうから不思議だ。

①川端康成の「文体」
まるで、水晶のように透明な文体。(美)を描くために(「雪国」)
②芥川龍之介の「文体」
東西古今の文学作品、書物を読み込んだ(知)的な「文体」。神経の世界。「或阿呆の一生」
③谷崎潤一郎の「文体」
日本の和語による語りは、肌に吸いつくようなリアリティを持つ(「細雪」)
④三島由紀夫の「文体」
華麗な、大神社や塔を建築するような(知性)を放つ「文体」(「金閣寺」)
⑤太宰治の「文体」
ヒトの(読者の)耳もとで囁くような、親しみあふれる、告白の「文体」(「人間失格」)
⑥安部公房の「文体」
スピード感あふれる、マシーンのようおに正確な「文体」(「砂の女」)
⑦大江健三郎の「文体」
まるで翻訳文のようにグロテスクでしかも重厚なリアリティを持つ「文体」(「万延元年のフットボール」)
⑧椎名麟三の「文体」
・・・だ。・・・だ。・・・だ。という断定する「文体」は、実在的で、労働者の姿を捉える(「重き流れの中に」)
⑨泉鏡花の「文体」
迷宮に分け入っても分け入っても、不思議な謎と美を提供してくれる「文体」(「高野聖」)
⑩古井由吉の「文体」
明治、大正、昭和と、百年余年の近・現代文学の中で、おそらく、最高の「文体」である。作家も主人公も関係なく、ただ(文体)だけが、生きて、呼吸している!!(「杳子・妻隠」)

さて、重松清の「文体」は?
実は、重松には、いわゆる、文学的な「文体」はない。なぜか?

堂々たる流行作家である。
大衆小説作家である。(たくさんの人に読まれる小説という意味)
風俗小説家である。(現代の生きた現実を、切り取って、活写するという意味で)
重松にとって、いわゆる(純文学)は、ほとんど意味をもたない、と思われる。

自分の語りに、語る物語に、耳を傾けてくれる、読者がいればいい。(文学)であればいいのだ。

普通の人間が生きる普通の生活!!それが、重松の描く(現実の世界)である。
特別な人物、特異な世界、そんなものとは無縁だ。誰もが、コレは私だと思う。誰もが生きている(現実)誰もが謳歌する人生の出来事、どこにでもいる、平凡な普通の人間の物語である。
しかも、登場人物全員に、寄りそって多視点で描く手法。
一見して、誰にでも書ける「文体」。あらゆる出来事、に対応できる、自由な、普通の「文体」。(実は、誰にでも書けるものではない)(無技巧の技巧で成立している)

重松は、いわゆる「文学的表現」を慎重に排除している。文学臭さがまったくない。(まるで、ルポタージューのように)(トールマン・カポーティの「冷血」の「文体」を視よ!!ノンフィクション小説の最高傑作)

どこにでもいる、普通の人、市井の人、市民、庶民。そんな人間を描くために、重松は(私=作家)を完全に消しているのだ。だから(文体)がない!!見えない。

ただし、唯一、重松の「文体」を表わしているのが、地の文ではなく「会話」文だ。特に「方言」だ。あるいは訛りだ。
「とんび」の世間・世界を支えているのが「岡山弁=方言」である。「そこには、紋切り型ではあるが、見事な「文体」がある。生きている人間の声がある。「停年ゴジラ」にも、博多弁、広島弁、大阪弁と、方言が、力強いリアリティを放っている。

もうひとつ、重松の「文体」のない文体を考える時、彼の職歴に、その根があるのかもしれないと思うが・・・
編集者、フリーのライター、ゴースト・ライターとして、生活していた時期がある。
どれも(私)の表出を殺して、文章を書く仕事である。その習慣が、小説の世界にも、多少、影響を与えているのかもしれない。
現代社会を生きる、無名の人々を活写するためには「文体」のない文体が必要だった。

重松の作品「ビタミンF」を読書会のテキストとして、選択した。(直木賞をもらっていた作品だから)(中年男の生きざま)
しかし、本当は「とんび」をテキストに選ぶべきであった!(後悔)(半自伝小説!!)
読みながら、三カ所で落涙した。
私は、情の文学は、嫌手である。
山田洋次、浅田次郎、重松清等の”泣かせの文学”を、読まない、観ないようにしてきた。江戸の近松からはじまる”情の文学”を日本人は好きだ。小説・映画・芝居と、日本人は、泣きものが大好きである。
重松作品が、たくさんの読者に読まれる理由もわかる。いかにも、日本人的である。しかし、本音を言えば、私の”文学観”とは、正反対である。「読書会」に参加した、みなさんの意見を聞いてみたい。

「丁寧に”今”を生きる重松の人間としての姿勢!!」 2025年 6月30日

重松清の「小説」の特徴は?
1. テーマは、普通の生活の中にある誰でもが経験する出来事。(いじめ、離婚、失職、停年、父と子、中年という存在・・・)
2. 文章はやさしくて、一気に読める。(自分の身にも起こることだと)
3. 必ず泣かせる場面、フレーズがある。(情の文学)
4. 決して悲劇を書かない。(結末は悲しくない)
5. 普通の人間が登場する。私であり、あなたであり、読者の中にもいる人物。(共感、共鳴、共生の物語)
6. 作者の自己主張はない。多視点で描く。バランスよく描かれている。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

詩「魂の行方を求めて」は、私にとって、十年に一回、書けるかどうかの作品となった。
書きあげるのに、七年もかかった。あまりにも生々しくて、リアリズムでは書けなかった。辛すぎて。
で、マジック・リアリズムを使った。(事実=現実)を(ジジツ)に変えて、書いてみた。
弟夫婦に断って、書き、許可を得て、発表した。
たくさんの人、読者から、感想や励ましやお悔やみや批評が届いた。
その一部を、ホームページに掲載させてもらった。
どうか、黙読して読み、声に出して、朗読してみてほしい。
魂の声は届くだろうか?

(重田 記)

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

「魂の行方を求めて」を読ませていただきました。若くして亡くなられた甥御さんへの痛切な思いは、567章の長編小説を読むような深いリアリティとなって伝わってきました。美しい眼をもった若者は人の何倍もの人生を生きたのだろうと思います。
そして美しい魂は蛍となって銀河へ戻っていったというフレーズは、私に救いを与えてくれました。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

「魂の行方を求めて」は篤い追悼の念が響き渡るようなレクイエムです。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

享年32・若き天才ツーちゃんの死を悼む深い味わいのレクイエム、感動いたしました。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

翼さんも、蛍になられて解き放たれて銀河を舞っていらっしゃることと思います。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

こんな詩を書きたかった。

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• 月曜日, 4月 28th, 2025

宮沢賢治の名作、妹とし子の死を詠んだ「永訣の朝」を思い浮かべました。
「魂の行方を求めて」も、秀れたレクイエムです。