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• 火曜日, 11月 04th, 2008

19年度の特定<プレ>事業【ヘルスアップ事業】は、当初の目標を達成して成功したと、スタッフのほぼ全員が思っている。

しかし問題は、20年度から始まる実際の【特定事業】である。【ヘルスアップ事業】の参加者は、全国どこで実施しても、圧倒的に女性の参加者が多い。本番では男性が大半を占める(該当者)。

もうひとつ大きな問題がある。【ヘルスアップ事業】では、運動教室、食生活改善教室、メタボ予防の講談会などを、数多く実施した。

ところが【特定事業】の“動機づけ支援”では面接が1回限りである。専門スタッフ(保健師、管理栄養士、運動指導士)の誰もが、口をそろえて「たった1回の面接指導で、どれだけの結果がでるのか、本当に不安だ」と言う。

いわゆる「教室」や「講習会」や「講演会」では、みんなで楽しく実技ができる。仲間づくりができる、家庭へひろげられる地域づくりができる。

そこで絶対に欠かせないとねと言うのが【ポピュレーションアプローチ】である。

誰でもが参加できる「メタボ予防教室」や「講演会」である。年に何回か開催できれば、隣、近所で声を掛け合って、活動の輪を、広く、地域にPRする機会にもなる。今後は、全国で【ポピュレーションアプローチ】が必要だ、という声があがるだろう。

実施率を高めるためにも、中高年の男性が参加してくれる環境づくりをすすめなければならない。

とにもかくにも、広く、1人でも多くの方が自由に参加できる【ポピュレーションアプローチ】を実施して、家庭で、地域で、職場で、“仲間づくり”、“健康づくり”の輪をひろげていかねばならない。

君津市の参加者のみなさんに感謝。

Category: 紀行文, 千葉県
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