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• 火曜日, 11月 04th, 2008

君津市は、全国から集った人たちがつくった都市型の街と、昔からそこに住んでいる故郷型の町が共存している市だ。

市役所はJR君津駅から歩いても4〜5分のところにある。【ヘルスアップ事業】の会場は、市役所から徒歩2〜3分の「保健福祉センター」で実施された。

保健福祉部健康管理課の仕事は多岐にわたっている。がん検診、健康診査から、献血、予防接種、各種健康相談などである。

19年度の【ヘルスアップ事業】は20年度からはじまる【特定健診・保健指導事業】のプレ事業に内容が変更されたために、計画づくりから実施体制、実行に至るまでに、難易度が高くなった。

対象者の選定から、動機づけ支援、技術的支援の階層化など、そしてポイント制のプログラムづくりまで、スタッフにとってはじめての経験で、責任の重い仕事が続いた。

プログラムは
(1)積極的支援【しっかりスリムコース】 参加者56人
(2)動機づけ支援【らくらくコース】 参加者88人

【しっかりスリムコース】では、実績のある、一流の先生方をお招きした。個人面談は保健師、管理栄養士が担当。

開講式は古田裕子先生。
運動教室の大津桂子先生。
小林佳代子先生。
食生活改善のオーソリティー杉本恵子先生。
糖尿病を運動療法で治療する権威、藤沼宏彰先生。

豪華なメンバーで数多くの教室、講義、講座をひらいた。もちろん参加者の方々も大満足であったと思う。ポイント数は、相当なものである。

【らくらくコース】は開講式、閉講式に加えて、3つの講座にしぼった。

古田先生の「メタボリックシンドローム」
杉本先生の「食生活改善講座」
藤沼先生の「糖尿病と運動」である。

○効果、結果について
目標(1) 2キロ以上の体重減 23人(52%)
目標(2) 3.0cm以上の腹囲減少 22名(50%)

食生活の目標達成率が8割に対して運動は7割と少ない。理由は「時間がなかった」である。食後はこの効果がどのくらい習慣化できて、持続できるかということにかかっている。

フォローアップ体制が必要だ。

Category: 紀行文, 千葉県
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