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• 火曜日, 11月 04th, 2008

10月16日の開講式には、糖尿病の運動療法の権威である藤沼宏彰先生(医学博士、体力医学会健康科学科学アドバイザー)をお招きして、講演会を実施。

身体測定、体力測定、3カ月間の参加者の笑い声があった。富津市の住民は気さくで、おおらかで、人なつっこく、厳しい海の仕事が、海辺の生活が、風土が、人をつくりあげているのだと納得をした。

4回の運動教室は、運動指導士の大津桂子先生が担当。音楽に合わせたエアロビクスや筋トレなど、楽しく有意義な教室で、大好評。「また来てくださいね」と参加者の声が飛んだ。

食生活改善講習会は、管理栄養士の加藤則子先生の担当。医師で、糖尿病の治療をしているご主人とのコンビで、日々、腕を振るっている。厳しい指導の中にも人情味がある。

1月26日の閉校式までの、長い【事業】であった。

結果は? 成果は?
(1)体重の変化
63名のうち53名(84%)が体重を減らした。ただし1.5キロ以上減った方が33名
(2)腹囲の変化
57名のうち35名(61%)が腹囲を減らし、2.5cm以上減った方は19名(31%)
(3)中性脂肪(血液検査)
基準値外だった26名のうち24名が改善。そのうち20名(92.3%)が正常になった
(4)HbA1c
基準値外だった51名のうち41名が改善。そのうち24名が正常値になった(80.4%)

素晴らしい成果である。いつも思うことであるが、笑顔で汗を流して参加し、実行し、結果を出し、発表する人の姿を見ると、心から拍手を送りたくなる。富津市のみなさんに感謝!!

Category: 紀行文, 千葉県
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