• 火曜日, 11月 04th, 2008
「鬼才のの放つ衝撃の力作。」
エイズ蔓延が叫ばれて久しい。今、世界中の研究者、学者、教育者はもちろん、さまざまな芸術家、アーティストが、エイズの問題に取り組んでいる。そのなかで気鋭の小説家、重田昇氏の『死の種子』は、ひときわ光を放っている。鋭い感性と巧みな心理描写で、この鬼才が映しだす「エイズ感染者とそれを取り巻く人々の心の世界」に、私は時がたつのも忘れ、引き込まれていった。
さわやかな昼下がり。キリマンジャロを一気に飲み干した。まだ握っているカップに温かいのくもりが残った。
過去、カミュが人類を滅亡させる病気をテーマに『ペスト』を書いて以来、現代にもそれに匹敵する力作が生まれた。
書籍について———————————————————————-
「死の種子」(情報センター出版局) 定価1,500円(税込)
50部ほど在庫がございます。(送料290円)
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Category: 著作