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• 木曜日, 4月 09th, 2009

海陽町出身で作家の重田昇さんが、紀行文やエッセーなどを収録した作品集「歩いて、笑って、考える」(図書新聞刊)を出版した。7章構成で、バラエティーに富んだ内容となっている。

3章では、2002年に母校・海南高校の創立80周年で「生きる元気の素」と題して講演した内容を掲載。「歩く」「笑う」「考える」の3つを支えに生きてきたとし、言葉や夢、ビジョンの大切さを説いている。

生活習慣病の予防を促す「国保ヘルスアップ事業」で阿波市など全国を回った際の紀行文をはじめ、詩やエッセーなども盛り込んでいる。重田さんは「生きるための基本を考え直してもらうきっかけになれば」と話している。

重田さんは早稲田大学在学中から「早稲田文学」などに作品を発表し、卒業後に小説を出版。昨年には1986年から経営していた出版社を譲渡し、作家活動を本格化させるという。

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