• 木曜日, 9月 19th, 2019
(無)から来た
(私)という骰子を
今日も振り続けている
あれかこれか 左か右か真ん中か
あれでもない これでもない
鳥は 鳥の意識で
(夢=現実)を見る
何を?
見えるものから 見えないものへ
魚は 魚の意識で
(夢=現実)を見る
何を?
見えないものから 見えるものへ
時空の無限放射の中に居る(私)
視点を変えると
(私)は時空へと無限放射されている
ニンゲンは もちろん
ニンゲンの意識で
(夢=現実)を見る
何を?
在るように在るから 想うように在るへ
もう(私)は 私自身を
一日も考える力をなくしている
いや 一時間も いやいやものの三分も
見ろ!!欠伸までしている 混沌の中で
ニンゲンは 本当のものを見ると
気が狂ってしまうから
まあまあ ボチボチ
日々流されて生きている
宇宙の歯車が
時代の歯車が
また ひと廻りして
ひと呼吸遅れて
振り出しに戻った(私)も
ゆっくりと 自然に
(私)の歯車を廻してみる
(私)のリズムで (私)の流儀で
Category: 詩