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• 月曜日, 3月 03rd, 2014
2851. (私)が無限に手を振ると、100億光年の彼方では、ひとつの銀河が大爆発をする。(宇宙的バタフライ効果)なんの不思議があるものか!!東京で一匹の蝶が羽撃くとニューヨークでは大嵐だ(地球的バタフライ効果)
2852. ヒトは、ただの赤ん坊として生れてくる。そして、ただの老人として死んでいく。さて、いったい、何があったのか?諸行無常。なんの不思議もない。
2853. 重いがなければ軽いもない。苦がなければ楽もない。形のある、なしをニンゲンのココロは超えてしまう。
2854. ニンゲンが、宇宙と呼んできたものが、たったひとつの無限の宇宙が、無限個の宇宙のひとつであったと言われても、誰が、どのように、信じるのだろうか?(カミの力でも足りない)
2855. ソレは(私)の身体だから、わかっている!!とんでもない。ソレは(私)が知っている以上のものである。だから、(私)とは、他者である。
2856. (私)を使い切れずに、死んでいくニンゲン。なぜ?銀河系に匹適する脳を持ちながら、ニンゲンは(私)という宇宙のほんの一部を使用して、自らの人生としているのか?
2857. あらゆる状況、あらゆる環境に遭遇してこそ、ニンゲンの全的能力は、発揮される。危機こそ、その瞬間である。
2858. 平々凡々に生きるのも良し。ただし、平々凡々の(私)の使い方で終る。
2859. ドストエフスキーの実人生と小説と、どちらが、異様であろうか?経験のレベルに創作は比例している。
2860. ココロに宇宙を入れる。どこまで広がるか?どこまで認識できるか?どこまで耐えられるか?
2861. 私の眩暈は、3・11の大地震の揺り戻しであろうか?1000日も経ったのに!!心も身体も、(私)という存在自体があの日から、揺れっぱなしである。
2862. (私)の頭にもココロにも入り切らなかった未曾有の揺れは、今も、あの日から時空を超えて、続いているのだ。
2863. 3・11の死者たち、被災者たちに、ココロを寄せた、心やさしき者たちは、ウツ状態から抜け出せないでいる。
2864. 病いも悲嘆も、共振する波である。虚へ、空へ、無へと落ち込んだニンゲンは、容易に回復できないでいる。3・11は、原発は、負の核である。
2865. たった5ヶ月間の、歩行困難で、自然の歩行が思い出せない。
2866. 12月の、椿の蕾と一緒に刻を歩こう。3月には、自然に、深紅の花が咲く、と。
2867. 風景と溶け込んで歩いていた。今は、硬直して、風景に弾かれて、歩いている。
2868. 共感、共鳴、共生の姿勢を取り戻して、自然とともに、歩く日よ、来い。
2869. 左に、右に、風景が傾くから、(私)も、同じように、傾いて、歩いている。ぐったりと疲れ、立ち止って、深呼吸。
2870. 眩暈は、原因不明の病気(?)を次から次へと連れてくる。やれやれ、である。
2871. おそらく、読めない、書けない、起てない、歩けないは、来たるべき(死)へのレッスンとなるだろう。病気や眩暈には、とことん付き合ってやれ。
2872. あなたは、芭蕉派か西鶴派か?旅に病んで夢は枯野を駆け巡る(人生を旅して漂泊の旅を続けたが、病気になっても、私の見果てぬ夢は、枯野を、今も駆け巡っている)この世の月見過ごしにけり末二年(人間人生50年といわれるが、もう二年も、余分に生きてしまったよ、そろそろ向こうへ逝ってもいいだろう)
2873. 病いの時には、病んでいる。病いの感情、病いの思考を呼吸している。
2874. 一切において、文句というものを言わない。与えられた環境を生き切った父であった。
2875. モノ書きは、誰でも、感応する繊細な神経・心性を持っている。いわば、傷つきやすい種族である。
2876. 思考の強靭な糸も、自らの心性によって紡ぎだされる。
2877. 直観、ひらめき、イメージが育って思想になる。無・意識から、コトバが産出されるのだ。
2878. 思考の糸は、意識とともに廻りはじめたら、絶対速度に達してしまう。止まらないのだ。
2879. なんの為の人生?生れてから、どんどん、順に追っていくと、結局、死ぬため、となる。(ニンゲンとして死ぬ、より良く死ぬ?)で(私)の死は、わからない、となっている。
2880. さて?はて?やれやれの人生である。
2881. 覚りの境地は、誰も語れない。(私)ではない。ニンゲンではない。生命ですらない。「人間原理」の一切がない。「宇宙原理」との合体である。その時、もう、もとのニンゲンには戻れない。だから、語れない。ニンゲンのコトバではなく、仏のコトバとなる。
2882. コトバから抜け出せた人は、瞑想の世界で、ただ、生きている。覚りも何も語らない。「空」にいるだけだ。
2883. (私)は、今、ここをなくせない。(私)の外部に立たなければ。で、ニンゲンには、できない。いつまでも、いま、ここの(私)を生き続けている。
2884. (生きる)がむずかしいのは、いつまでたっても、(今)(此処)を生きるしか術がない存在のニンゲンであるからだ。そして、(今)(此処)は、いつも、見知らぬ、新しいものである。
2885. (私)の外部に立って(私)を生きる。つまり、覚りとでもいうのだろうか?異次元に立って、生きる、可能か?
2886. (私)は(私)だという、自己同一性の証明は得られるのか?時間の尺度(幅)を変えて考えてみる。昨日の(私)、10年前の(私)、百年前の(私)、千年前の(私)、魚であった二億年前の(私)。・・・三七億年前の単細胞の(私)・・・。その時、(私)は、どのように存在していたのか?(存在していなかったのか?)(私)はいったい、何だったのか?
2887. 宇宙という巨大時計の中に(私)を置いてみる。生命の種子の爆発する姿が見える。
2888. 無数の生命の連鎖の上に咲いた花(私)。ニンゲン種と呼ばれている。
2889. 単細胞の夢は、とても、一人のニンゲンが考えられるレベルのものではない。無数の地球の生命の群れを視よ。
2890. (見る)には、いくつもの段階がある。ステップできる人は、次から次へと、新しい位相で、モノを見ることが可能だ。もちろん、異次元まで見えてしまう。超球宇宙も、(見る)だろう。
2891. 瞑想。あらゆるものがやってくる。見える。眼がなくても、モンが見える。それは、ココロの顕れであろうか?あるいは、幻想であろうか?それとも、本物であろうか?
2892. 思考、想いが熱をもって、実際の身体を、火傷させる。
2893. 輪廻転生して永遠に生きる、それは、いやだ、絶対に、死に切りたいと思う人は仏教へ。永遠の生命を求める人は、キリスト教へ。
2894. ニンゲンという種が続く限り、(私)は、死ぬことができない。(私)は、時空を超えて、遍在する。
2895. 単細胞から多細胞への飛翔。(個)から(群れ)への飛翔。何が、いったい、そうさせたのか?億年単位で、その闇を考える。
2896. もういいだろう、と思う人。まだもっと、と思う人。(生きる)の意味の考え方がちがうのだ。
2897. ニンゲンは、なんでも、科学しなければ気がすまぬ動物らしい。科学も、また、ニンゲンが発見したひとつの方法であるのに。
2898. 一度、会いましょうよ。特別な話がなくても、顔を見て、お互いの眼を見て、声を聴いているだけで和やかな時が流れる。
2899. とびっきりのものを求めなくても、そこらにあるもので、充分に、楽しみが生れる。苦が生れることもあるが。
2900. なぜ、ニンゲンは、(生)の現場では足りずに、(天国)とか(地獄)とか(極楽)とか(浄土)とかを、創造してしまったのか?(今、ここを生きると言いながら)
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